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Case Study <4> 〜ご主人や恋人の女癖に悩むあなたへ

Dさんはそのことで何年も悩んでいらっしゃいました。

Dさんはご主人に性病をうつされたり、コンドームを隠し持っているのをたまたま見つけたり、過去に何度か浮気が発覚したことがあったそうです。
でも、その度、ご主人は謝ってくれたし、男なんだし、長い人生で何度かの浮気があっても不思議なことではないと許してきたそうです。

お孫さんもできて、そろそろ仲の良い老後を考える頃になって、あらためて周囲の人から、風俗や出会い系などその女癖はずっと日常的でひどいもので、それは昔から今も変りなく、そんなことはみんな知っている、むしろ周囲にその自慢話しているほどと聞いてショックを受けたといいます。

Dさんがご主人を問い詰めたところ、事実を認めそれで何が悪いと開き直り、何とか夫婦関係を修復したいと思っても話せば喧嘩になり、誰にも相談出来ず悩んでおられました。

でも、女癖以外はご主人は男らしく、約束を守る父親の手本のような人で一緒に子供を育てられたことやそれまでの家庭生活も素晴らしいものだったとDさんは言います。

今まで嘘をつかれていたこと…。
子供に嘘をつくなと父親として厳格に教えてきたこと。
今ここで自分が家庭を壊せばそれまで子供達に教えてきたことは一体なんだったのか…。
Dさんは確かに長い間自問自答しているようでした。

何より尊敬していた夫がただのエロジジイだったのかと思うと、そこが一番悔しいし恥ずかしく許せない気持になってしまうと言い「主人の女癖はなおらないのでしょうか?」と聞きました。

「おつらいでしょう…」私は言いました。
私を通して降りてくるメッセージをそのままお伝えしようか一瞬迷い、でも、降りてくるメッセージをそのままお伝えしました。
「あなたの魂はとてもしっかりなさっていて、愛に満ちています。正直にそのままお伝えした方があなたのために良いと思います。しっかり聞いてください」

「 ご主人の場合の女癖は一生なおりません。一生治らない重い病気にかかっている。または、生まれつき障害を持って生まれてきたと思ってください。」

ほんの少し間があって、
「正直、とてもショックです。もうお先真っ暗と言うか…。
でもこれが女癖でなく癌や障害者だったら間違いなく私は主人を一生支えるに違いありませんね。
今までそれが私の女としても魅力や何が足りないのか、妻として至らないのか、ずっと自分を責めたり自信をなくしたり、傷ついてきました。
でも、原因がわかったら何だかすごく気が楽になりました」
と言いました。

ご主人を視ていくとご主人はDさんにとても悪いことをしたと思っているのです。

それを伝えると「主人は私に頭を下げる人ではないのでとても驚きました。でも、何だか救われる気がします」と言い

「なぜ主人の病気はなおらないのでしょうか?どうしても誰でもいいから他の女が欲しくなるのでしょうか?」
と聞きました。

「ご主人の場合、受けやすい体質をお持ちだからです。
受けやすいと言うのは、周りから悪いもの(妬み、恨みなどの邪念)を受けやすいということです。受けた邪念を落とすために女に走ります。受けた悪いものを女に落としてくるのですね。もともと男より女の方が受けやすいものなのです」

「受けやすい体質というのは、どうしてそうなるのですか?体質改善というか、そういうことは出来るのでしょうか?」

「魂のバランスを欠くと、人は受けやすい体質になります。
多くは本人の「想いと言葉と行動」この3つが一致していないことが原因です。逆にこれが一致している人は魂のバランスが良く邪念を受けにくいと言えるのです」

Dさんは「私がそれを許して、たまに厄を落とすみたいに考えればいいでしょうか?」と続けます。

「ご主人の場合、そうはいきません。
3年以内、早ければ一年以内にそれが出来なくなります。
落とせなくなってくるのです。

そうすると、落とせなかった、受けたものがたまり、今度はご主人の身体に病気という形で現れてきます。
今までの想い、言動、行動は全てご本人に帰ってきます。これが法則です。

もしかしたらご主人はもうすでに落とせなくなって身体にも出ているかもしれません。
何かお身体の調子などおっしゃっていますか?」

「あちこち調子が悪いといいます。
もう歳なので歳のせいと思っていました」

「今までの想い、言動、行動は全てご本人に帰ってくる。
自分で蒔いた種は自分で刈り取るしかないのです。
これを精算するときは、ご主人がカルマを背負った時。
おそらく病気になると思います。
もしくはご主人が亡くなる時かもしれません」

「主人は家族や愛する人を悲しませてはいけないということがわからないのでしょうか?」

「20年以上、今の状態で気付けなかったことは今までと同じでこれからも気付けないのです」

「主人は愛することを知らないのでしょうか?」

「ご主人はは愛されることを知らないから愛することを知らないのでしょう」

「もう離婚した方が、お互いのためでしょうか?」

「離婚がお互いのためかどうかより、あなたがどうしたいかです。
ご主人の女性癖はなおらないです。
ご主人に愛されることを望んでもできません」

「愛すること、絶対的な愛を与える覚悟がありますか?」

少し間があって
「はい。何があっても、感情的になることはあっても愛していけると思います」
とDさんは答えました。

Dさんの感情。深い悲しみや痛み、そして怒りや恨みが伝わってきます。
「あなたの怒りや悲しみや恨みを手放せたらいいですね」

「そうですね。私もそう思います。
お話しして、原因がわかったらずいぶん気が楽になりました。
徐々に慣れると思います」

夫婦になるのは一番学べる相手となるような気がします。
「相手を変えようとしても難しいです」

私の経験からも 相手を変えよう(支配しよう)とすると自分が自分の我に支配されていきます。
いったん相手の行動に同意はしなくても、理解をすると見えてくるものが沢山あり、気付きがあります。

そうして自分が変わると、不思議と相手が自分が今まで嫌だと感じた行動をとらなくなることを教えました。

「そうですね。私もそう思います。
自信を持ってもう大丈夫と言えないけれど主人がかわいそうと今思ってます。
主人を理解してみようと思います。ありがとうございました。」
Dさんは確かにご主人を愛しているようでした。

今は悲く辛いでしょう。
でも、人はみんな幸せなるために生まれてきたのです。
あなたの魂に愛を送り続けます。私は心の中で言いました。


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